2020年がスタートしてまもなく広がり始めた「新型コロナウイルス」の影響を受け、弊社では除菌作業を業務として取り入れました。もともとは、遺品整理等、不用品処理業務の一環として行っていた除菌作業ですが、菌やウイルスへの危機感が大きくなっている社会的ニーズを鑑みて、高い除菌・防汚効果を持つ弊社の除菌技術が社会の役に立つのではと考えたことがきっかけです。
　いざ除菌業務のご依頼を受け始めると、「除菌」というキーワードに対する世間の注目度の高さや、ニーズの多様性に驚きました。
　今回はそんな除菌作業についてや、その需要についてご紹介させていただきます。

■始まりは「誰かのためになれば」
　除菌作業を業務として請け負うことになった理由の一つには、「商工会議所仲間たちを助けたい」という気持ちがありました。今回のコロナウイルスによる影響で仕事を失ったり、業績不振に悩む企業の話をよく耳にするようになり、そういった企業や仲間に除菌作業のノウハウを伝え、雇用並びに業務委託をして助けになれたらと考えたのです。中には「家族にコロナウイルス発症者がいたため、自宅を除菌してほしい」といった依頼内容もあるため、除菌作業にもリスクを伴います。そういったリスクを承知の上で、除菌業務を行ってくれる仲間や従業員に、私自身深く感謝しています。

■コロナウイルス感染者近辺の除菌もお受けしております
　先ほど触れたように、今回の除菌業務はコロナウイルス感染者の近親者様からのご依頼もお受けしております。コロナウイルスの脅威を身近に感じ、不安を感じておられる方が少しでも安心できるよう、ご自宅内や職場内などを徹底的に除菌し、二次感染予防のお手伝いをさせていただきます。弊社で消毒用薬剤として使用しているのが、特殊な次亜塩素酸水です。公的に新型コロナウイルスへの効果はまだ確証されておりませんが、インフルエンザやノロウイルスへの効果は認められているため、コロナウイルスにも一定の効果が見られるのではと予測されています。

■安全性も除菌防汚効果も高い弊社の使用薬剤
　弊社の除菌作業に使用しているのはREBORN　SUPER-EXと次亜塩素酸水です。REBORN　SUPER-EXは食塩の140倍以上毒性の低い溶剤で、作業後の室内で過ごす方はもちろん、作業員も安全に作業できるよう配慮しています。溶剤噴霧後には拭き上げによる清掃作業も行い、菌ウイルスだけではなく、空間・家具等を総合的に美化できるという点も大きな魅力です。除菌作業後は約２週間程度の効果が確認されていますが、一度除菌して終わりではなく、日常生活の中でこまめに除菌を行うことで、相乗効果で除菌の効果を長持ちさせることも期待できます。

■個人でもできる除菌指導も行っております
　薬剤を使った除菌活動と併せて、個人でできる日々の除菌作業についてのアドバイスもさせていただいております。一般的によく使う消毒用アルコールは、すでに表面についた菌を無効化させることを目的として使用します。裏を返せば、消毒用アルコールは「これから付く菌にはなんの効果もない」ということです。それに対し、弊社の除菌は菌が付着しにくくなるという意味で、長期的な効果を発揮するものの、コロナウイルスへの殺菌効果は確証されていないため、複数人がよく触れる場所はアルコール消毒の併用がおすすめです。個人でできる除菌作業についての指導をさせていただくことで、より安心感と高効果を得られると確信しております。

■飲食店や介護施設など多用途に承ります
　コロナウイルス以外でも、食中毒やインフルエンザなど、弊社の除菌作業が有効な菌やウイルスは多数あります。介護施設等での集団感染の予防や、飲食店での衛生管理など、様々なニーズに対応可能です。除菌作業後には「清掃除菌作業証明書」を発行していますので、掲示していただくことで、利用者様やお客様の信頼と安心を得られるようになります。

■世間の「除菌作業」に対する需要
　店舗や施設の衛生面への配慮に関しての、消費者の目は年々厳しくなっています。見える範囲が「清潔であること」は大前提で、その上で「衛生的な環境をキープする努力をしていること」を求める風潮もあり、「除菌済み」という言葉の価値も重みを増してきているように見受けられます。

　いつでも清潔に！無菌状態をキープしないと！という過剰な緊迫感は不必要ですが、「除菌済み」という言葉で安心感が生まれるなら、除菌作業の持つ意味は決して小さくないといえるでしょう。